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症状がないから虫歯はないと思っていませんか?
虫歯は気づかないところで進行しています
歯を磨くとき、みなさんは鏡をしっかり見ていますか?
鏡を見ている方は比較的早い段階で「なんだか黒いところがある」と気づくこともあるかも知れません。
しかし、上の奥歯など見えない部分も多く、鏡で見えるところは限られてきます。
そして虫歯のできる場所。
歯の溝が虫歯になったときは分かりますが、歯と歯の間、詰め物の下など隠れているところで虫歯になってしまうとX線写真で検査をしなければ分かりません。
虫歯の進行
虫歯の痛み、嫌ですよね。この痛み、実は症状が出てからでは手遅れのことがあるので注意が必要です。
歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄という構造になっています。
虫歯はまず表層のエナメル質が溶かされていくところからはじまりますが、エナメル質に限局した虫歯の場合、痛みなどの自覚症状はほぼ現れません。
CO(初期う蝕)
歯の表面が白くにごってくすんで見え、穴は空いていない状態です。
まだ元の健康な歯に戻る可能性がありますが、放っておくと虫歯が進行してしまいます。
- 歯科医院でブラッシング指導を受けきちんとしたプラークコントロールに励む。
- フッ素塗布、フッ素入り歯磨剤、キシリトールを取り入れ 再石灰化をはかる。
- 定期健診で虫歯の進行度合いをしっかりと確認する。
C1(エナメル質う蝕)
エナメル質が溶けてしまい小さな穴が空いた状態です。
この段階では痛みを感じることはありません。
- エナメル質に限局した虫歯は麻酔を使わずに治療ができます。
- 虫歯だけを取り除く慎重な切削の後、白い樹脂を詰める治療が必要です。
C2(象牙質う蝕)
象牙質まで達した虫歯は冷たいものや、甘いもので痛みを感じます。
- 治療の際は麻酔が必要です。
- 白い樹脂を詰める治療 、虫歯の場所、大きさによっては型取りをして作る詰め物が必要です。
C3(神経まで達したう蝕)
神経まで達した虫歯は激しい痛みを感じます。
また放置することにより神経が死んでしまい、根元で膿を持ち、痛み、腫れることがあります。
- 神経を取り除く治療(根管治療)が必要になり、治療回数も増えてしまいます。
- 最終的にはクラウン(歯全体を覆う被せもの)が必要になります。
C4(残根状態)
歯冠部が崩壊してしまい、根だけが残っている状態。
基本的には抜歯になることが多いですが、根の状態、周囲の骨の状態によっては治療可能な場合もあります。
放置すると保存困難になるのでなるべく早めに治療しましょう。
- 抜歯になってしまうと、その後欠損部を補う治療(ブリッジ、入れ歯、インプラント)が必要です。
- かろうじて保存できる場合も治療は複雑なものとなり、患者さんの負担も増えてしまいます。
なるべく痛みを抑える治療(除痛)
歯科医院=痛い?
歯科医院の匂い、音、痛み、、、
歯科医院は怖いところというネガティブなイメージはまだまだ残っていることでしょう。
わたしたちはそのイメージを払拭できるようできる限りの努力をします。
治療の際の痛みを取り除くには麻酔は不可欠です。しかし、この麻酔の注射も痛み、恐怖を感じてしまうものです。
そこで谷中歯科医院では、患者さんがなるべく痛い思いをしないよう取り組んでいます。
表面麻酔
注射前に表面麻酔を使うことで、痛みを和らげます。
とても細い、33G注射針
よく使われている針より細い33G、針の細さは0.26mmの注射針を使用します。
針は細ければ細いほど痛みを感じにくくなります。
電動麻酔注射器
麻酔注入のスピードをコンピューター制御し、一定にすることで痛みが和らぎます。